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出産は夫婦二人の問題なのに、女性だけが負担が多いのが現状。
男性もお腹を痛め、出産を経験することで女性の気持ちを理解した思いやりのある行動が取れるようになり、父親になる自覚も芽生えるのではないかと思い制作した。夫婦二人で同じ苦難を乗り越えることで、出産という共通の喜びを分かち合い、より一層家族の絆が深まる。


「Happy Pain」がその痛みを幸せに変えます。

この作品の元々のコンセプトは、赤ちゃんがお腹を蹴った振動や胎動も男性にシェアしてだんだん活発になる赤ちゃんの感覚を肌で感じながら男性も父親になる心の準備をしたり、サラリーマンが仕事中に前駆陣痛→本陣痛の 変化を感じてすぐに対応できるようになる。
それこそ出産に立ち会えない男性も多い為、遠隔地でも出産の喜びをリアルタイムに感じられるものがあれば良いのではという発想だった。

実際作者である私も、この作品を作るまで前駆陣痛と本陣痛の違いや、陣痛に周期があることすら知らなかった。
Twitterを中心に多くの反響を頂き、もちろん賛否両論あったが、男性が女性の気持ちを理解しようとする姿勢が大事だと思うので、一つの手段を提示することによって、世の男性の関心を持たせられたらと考えています。

陣痛による筋収縮を筋電センサで取得し、

陣痛がリアルタイムに男性に送信される。

<企画・デザイン・外装担当>

​GUGEN2016展示

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