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シャボン玉ははかなく消えるもの、というイメージをハックし、自然と人間の関係性を見直す作品。
上空から降り注ぐシャボン玉が二酸化炭素の溜まったガラスの器の中に浮かび、それらの揺れや割れる瞬間に音や映像が呼応する。 鑑賞者がシャボン玉の膜そのものの美しさ、生まれてから消えるまでの微細な変化を空間全体から感じる事ができるインスタレーション作品。
身の回りにあって、よく知っていると思っている自然の中にも気が付いていない美しさが隠れている。
シャボン玉は皆、日常の中でその美しさも知っていると思っています。しかし、実はその美しさをよく見たことがある人は多くない。
シャボン玉を浮遊させ静止させることで膜を安定させ、さらに周囲を真っ白なカーテンで覆った特殊な光環境をつくることで、 シャボン膜本来の美しさを最大限引き出しました。これらはすべて科学的な原理から逆算することでデザインされている。
それにより、「自然の中には我々がみてこなかった美しさが隠れているのではないか。それを再認識したい」という思いをこめた。
シャボン玉の変化の検出は上空に設置されたカメラで行っており、膜本来の美しさを引き出したことで、 このような微細な変化のセンシングが可能になった。
<デザイン、イラスト、企画、撮影担当>
WIRED CREATIVE HACK AWARD 2016 パブリック賞受賞
KENPOKU芸術祭 参加
YouFab Global Creative Awards2016 準グランプリ
SENSORS Ignition 2017 出展
Making Movie
Sensing
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